自分が生まれ持ってきた能力により
人が生死を決める時に連絡をいただくことが多々あります。
この事を生業にしている訳ではありませんので、
直接ご連絡いただいても対応は出来かねます。ご了承ください。
私が触れてきた死生観をお話しすることで
誰かの何かの新しいヒントになればと書いてみることにします。
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連絡を受け取ったのは、その方の弟様からでした。
「姉が癌になりまして、見てもらえないでしょうか?」
この「見る」とは、霊的に「見る」ということです。
先ずは、
病院住所を確認したら彼女の病室まで自分の霊体を移動させます。
そして、お医者さんが話している見解がどこを指すのかを確認します。
お医者さんの見解が確認出来たら、体が持つ感情を確認します。
今回は「体が知らず知らずのうちに蓄積させた感情」が原因と出たので
その感情の言葉を見つけて、自分の体に戻ります。
戻ったら、依頼者の方に電話を入れてお伝えします。
「お姉様はご自分だけ愛されていないと話されたことはありませんか?」
「あります。そんなハズはないのですが…」ということでしたので、彼女の病室にお見舞いに行ったらご家族の皆さんで「愛しているよ。大事に思っているよ」と伝えて欲しいとお願いしたのです。
依頼者様は、それならお父さんが良いだろうとお話しされて、実行されました。
さらに依頼者様はお姉さまのご友人にもお願いして、ご友人から「貴方のことが大切ですよ」という話を伝えてくださったとのこと。ご友人は「私は常にそう感じているから、もちろん伝えるわ」と快く承諾してくださったそうです。
病院では「もう食事も取れないので、点滴で栄養を補給する」と言われていたのですが、依頼者のお姉さまは、みるみる顔色が明るくなり、少しづつ食事が出来るようになり、一命を取り留めまして、自宅に帰って良いですよ」と退院されることになったのです。声も元気だ、とご家族も驚かれていました。お姉様も「みんなから愛されていることは忘れない」と話されたそうです。
それからご家族で過ごされる時間が増え、家族が揃うことの幸せを味わえたと伝えくださいました。
彼女は、生活に戻られたあと、食事も出来るようになりましたが、数ヶ月後に体調が変化し病院に戻られました。そして他界されたのですが、痛みなどを感じることなく、眠るように息を引き取られたと言うことでした。
依頼者様より
「無事に姉を送ることができました。本当に綺麗で安らかな顔で、幸せに逝ったことが確信できました。皆が泣いて笑って姉のことを想って、素晴らしいお葬式でした。姉の家に行った時に、家族の写真、特に姪や甥の写真が飾られており、姉の想いがわかり涙が止まりませんでした。姉は素晴らしい2ヶ月を過ごして旅だったと思います」
体から卒業されたお姉様にも確認すると、良い感じのお顔でニッコリされていたので、49日の法要のタイミングをもって、お見送りさせていただきました。
ご家族の皆様が選ばれたひとつひとつの場が美しくて、
私も立ち合わせていただき幸せだったなと思います。
さて、この文章を目にしているということは
皆さんは肉体をお持ちのことでしょう。
この世で肉体を持ったからこそ
体験してみたい事を書き上げてみませんか?
そして、出来ることからどんどん自分に与えてあげてください。
また、今日は少しだけ勇気を出して、お世話になっている人や、愛する人、周りの人に感謝や愛を伝えてみるのはいかがでしょうか?
それが、自分や誰かの心を救うことになるかもしれません。
良い地球生活となりますように!